太田衣のエッセイ

男性です。ほろよいに任せた雑談、日記、思っていること。古の記憶の発掘。記事内にプロモーションが含まれることがあります

友達

 河合塾の第一回記述模試のとき、東急東横線の中で、偶然中学校のころの友達にあった。 時間帯と、乗っている電車から言って、明らかにあいつも模試だなと思ったら案の定そうで、 前回は、僕が神奈川大学でうけて、彼が河合塾の校舎でうけたのであまり話せなかったけど、 今回のマーク模試は二人で行く事にして二人で行ったから沢山話せた。 そうしたら、意外な事実というか、ずいぶん考えさせることがわかった。

 親友の語感からはずれるのかもしれないけど、元親友というとわかりやすいかもしれない人がいて、 その人はテニス部で、その偶然あった友達もテニス部だったので、そんなテニス部つながりで 情報もっているかなぁと思い、それに、元親友は、学区て一番頭のいいところいったし、 心の中でどんなすごい将来を歩んでいるんだろうと期待してたし、 ひそかに目標にしてたから、 何気ないそぶりで、元親友のことを尋ねてみた。 べつに「元」ってのは、けんかしたとかじゃなくて、簡単にいえば、 高校別のところいって、会わなくなったという意味で、 1年位前に偶然あったときも、ハイタッチしたし・・・ という仲なんだけど、 元親友は、高校中退したらしい。

 小学校から一緒で、一緒に勉強したりして、単純に学業の成績だけじゃなくって、 (学校の成績は、彼と競って頑張って勉強していたから、僕もそんなに悪くなかった。) 機知とかオーラとか、そこらへんから頭がいいなぁとつくづく感じていて、 尊敬してきた人が、高校中退ってどういうことなのかなぁと思う。 何があったんだろうなぁ思って、 そして、心の中で目標としていた人のルートが見えなくなって、 たぶん、東大とか入ったんじゃねぇかとか密かに元親友の活躍を期待したりしていた 僕の目標の一つがシュワッと消えた気がした。 たった、「あいつ、知らないの?中退したらしいよ」って一言で。 たぶん、今あって元親友と話せばまた「人」として目標になるのかもしれないけど、 今、僕が歩んでいる道がその目標に直通しているかといえば、 そうじゃないかもしれない。 (たぶん、あれだけ頭よかったから、そいつなりの道を選んだんだろうけど・・・。)

 

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