自己紹介を充実させようと思っているので、mixiで好きなものなどの質問を答えて、マイミクに同じ質問を投げかけるというバトンという文化があったことを思い出し、掘り起こしてみた。
ひとりバトン (1) ~コミックバトン~ 2005年10月04日13:44 - 太田衣のエッセイ
mixiにバトンを補助するような機能はとくになかったので、mixiの公開よりももうちょっと前に存在していたチェーンメールなどに触発されて、自然発生的に生まれた風習だったのだろうなあと想像する。
こんにちは!(省略)です。名前の由来は、mixiのニックネームでーす。ところで、「コミックバトン」っていうのが、脳内で回ってきましたー。
通常、マイミクから依頼があり質問に答えるんだけど、自分は、マイミクの日記などでみかけたバトンを拝借して、勝手に答えていた。
いまとなっては、ログインが必要で検索にも掲載されないディープウェブがどんどん発展し、かたや検索サイトの高度化によってフィルターバブルも強固になり。もうインターネットで共通のマナーのようなものがなくなってしまって、その場その場のマナーを察しななければいけないという状況になっていると思うのだけれど、20年前、2000年代は、インターネット・マナーと呼ばれるような、インターネットを総体ととらえた単一のマナーや風習というものがじょじょに構築されていった(そして、徐々になくなっていった) 時代だった。
チェーンメールは、そんな時代背景の中、本文中に知人に転送することを依頼した文言が含まれるメッセージのことをさす。ノリ的にはSNSなどで行われる「拡散希望」に近いのだけれども、連鎖的にメッセージが送信されるし、当時はメールのFrom欄を書き換えられるメールクライアントなども多く、送信元は容易に操作できできたため、チェーンメールは、大元が一切保証されていない、どこが発端なのかが一切わからない、という特徴があった。『拡散希望』と『ネットミーム』の中間みたいな感じ。
内容は、テレビ番組の企画と名乗っていたもの。大元が不明なことなどを利用して恐怖をあおるようなもの。年賀状やmixiであったバトンのように、話題がないけど絡んでおきたい人宛、関係しておきたい人宛に送るメッセージとして本文が設計されているようなものもあった。
丁度、チェーンメールのような伝言ゲームをメールやSNS上でやるのはよろしくないのでは?という雰囲気ができあがりつつも、自己紹介としても使える質問の羅列はとてもありがたかった。実際、『〇〇の人に100の質問』のようなものは、もうしばらく、プロフサイトというものの中などで使われていたと思う。
自己紹介から着想して、昔語りをしてしまったんだけどが、まぁ、自己紹介って、現在の自分のことを表現することだけれども、それって過去のできごとの要約でもあると思うから、まぁ、ちょいちょい昔のことを思い出しながら自己紹介充実させていこうと思っているよ。
おやすみ~