文字で会話をすることが普及したのって、比較的最近のことだと思うのですよ。手紙などは、かなり昔からあったとはいえ、それは会話ではなくて、あくまでも文通でして、日常会話とちがう次元の話です。
そして、ポケベルからはじまり、最近になってインターネットというものが普及して、チャット、メール、掲示板といった類のもので、文字で会話を模した形式のやりとりが行われるようになりましたよね。私が、何故これを会話というかというと、相槌を打ち、感情をあらわし、ほぼリアルタイムで情報伝達が行われる点で会話と共通するからです。相槌を打つという点と、感情に重点が置かれるという点で、文通とちがい、会話なのです。
文字で感情を表す事について、これから、しばらく考えてみたいと思います。
予定
- 文字で感情を表す方法
- 手紙と、メールの違い
- 「文字で感情」の問題点
- 「文字で感情」の普及
- 「文字で感情」の可能性